彼女がほしい

彼女がほしい時の恋活ナビ

天使の姿をした悪魔

読了までの目安時間:約 2分

 

e

私は今迄の人生で、いくつかの恋愛をしてきました。その中でも、もっとも酷かったひとつの話をします。

 

それは、地元から就職で東京に出てきて間もない頃のこと。まだ、入社したての右も左も分からない状態で、さらに地方出身者ということもあり、心細い思いをしていたのです。そんな時、天使が僕の前に舞い降りました。その天使は同じ職場の、3つ上の女性でした。

 

天使は僕を何かと気にかけてくれ、互いの距離が急ピッチで縮まっていくの感じました。その後プライベートでも会うようになり、職場には極秘で付き合うようになったのです。

 

それ以前、年下の女の子としか付き合ったことがなかった私は、初めての年上の彼女という事もあり、その包容力を新鮮に感じていました。

 

もう彼女なしでは生きていけない...そんな暗示にかかってしまう程、私は彼女に惚れていたのです。彼女が悪魔だという事に気が付かずに。

 

付き合い始めて数か月が経った頃、とんでもない情報が私の耳に飛び込んできました。それは彼女が結婚するという、耳を疑うものだったのです。

 

私はすぐさま、事の次第を彼女に確かめました。すると、彼女は悪びれもせずそれを認め、更には結婚する前に少し遊びたかったとか、バラしたら婚約者があんたを訴えるなど、極悪非道な言動を私に浴びせかけたのです。

 

思えば極秘に付き合っていることも、そんなバックボーンがあってのことだったのでした。それを知らずに、秘密の関係に酔っていた私は愚かの一言に尽きます。

 

結局、その時を境に彼女との関係は終わりました。そして彼女への想いは急速に冷めていき、その痕跡すらなくなってしまいました。

 

この記事に関連する記事一覧